■予防歯科の考え方や重要性について   最近は、予防歯科の考え方が広く普及しており、虫歯にかかる人もかなり減ってきています。ただ、虫歯や歯周病の予防のために、予防歯科への通院を継続している人はまだまだ少ないのが現状です。そこで今回は、予防歯科の考え方やその重要性についてわかりやすく解説します。   ▼予防歯科とは？   予防歯科とは、文字通り“虫歯や歯周病を予防する”ことを目的とした診療科です。日本では昔から“歯医者さんは痛くなってから行くところ”という考え方が広く根付いていたため、予防のために歯科を受診するという習慣はありませんでした。それを“痛くなる前に行くところ”へと変えていくのが予防歯科の目的でもあります。   ▼予防歯科で受けられる治療   予防歯科では、定期的検診やメンテナンスをメインに行います。3～6ヶ月に1回、お口の中をチェックすれば、虫歯や歯周病の兆候をつかみ取ることができるからです。虫歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながるため、病気の重症化を予防することが可能です。   桜新町駅徒歩1分の『アロマデンタルオフィス』です ▼歯はかけがえのない器官   予防歯科がこれほど重要視されるようになった背景には、歯という器官の特殊性があります。私たちの歯は、12歳ごろにはすべて永久歯に交換されますが、それ以降、歯が生え変わったり、失った歯質が再生されたりすることはありません。つまり、80歳や90歳になっても同じ歯で噛み続けなければならないのです。それだけに、お口の病気にかからないことは、歯の寿命を延ばす上で何より重要となってきます。   ▼まとめ   このように、虫歯や歯周病を予防することは、お口の健康維持・増進に極めて重要です。皆さんも積極的に予防歯科を受診していきましょう。