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■予防歯科に対する日本と海外の考え方の違い
日本と海外とでは、予防歯科に対する考え方に違いがあります。とくに予防の先進国である北欧やアメリカとの違いは大きいです。日本でも最近では、予防歯科が重視されるようになってきましたが、それでもやはり「痛くなってから歯医者に行く」という人が多くを占めます。そこで今回は、日本と欧米には予防に関するか考え方にどのような違いがあるのか、わかりやすく解説します。
▼虫歯・歯周病は予防して当たり前?
私たちの歯は、削ったり、抜いたりすると元に戻すことは不可能です。歯の表面を覆っているエナメル質は、再生することのない組織だからです。歯周病によって破壊される歯茎や歯槽骨も同様で、ある程度は再生するものの、元に戻すことはほぼ不可能であるといえます。それだけに欧米の人たちは、虫歯や歯周病は予防した方がお口全体の健康に取って最も有益であるということをよく理解しているのです。
▼定期検診・メンテナンスの受診率の違い
日本と欧米諸国では、定期検診の受診率に大きな違いがあります。日本で定期的に歯科検診を受けている人は一部に限られますが、スウェーデンでは9割近くにまで達します。その他の国も7~8割の国民が定期検診を受けており、日本との差に驚かされます。
▼まとめ
このように、予防歯科への意識は日本と欧米で大きな差が認められ、それは80歳になった時に残っている歯の本数にも反映されています。それだけに、いつまでも自分の歯で噛み続けたいという人は、積極的に定期検診やメンテナンスを受診するようにしましょう。