「CO、C1、C2、C3、C4」とは?
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■歯医者で言われる「CO、C1、C2、C3、C4」とは?
定期検診などお口の中をチェックされた際、「CO、C1、C2、C3、C4」という暗号のような言葉を言われたことはありませんか?これは歯科の専門用語で、虫歯の進行度に関わるものです。今回はそんな「CO、C1、C2、C3、C4」の意味をわかりやすく解説します。
▼虫歯の進行度を表す記号
「CO、C1、C2、C3、C4」は、虫歯がどれくらい進行しているかを評価する記号で、数字が大きくなるほど、重症度が高くなります。ですから、C4は虫歯の末期状態をとお考えください。ちなみに、COは「シーゼロ」ではなく、カリエスオブザベーション(要観察歯)の略称です。この部分だけイレギュラーなのでご注意ください。
▼COなら歯を削らなくても良い
COは、まだ歯の表面に穴が開いていない状態です。歯面が白濁する表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)だけが起こっている段階であり、フッ素塗布による歯の再石灰化で虫歯の進行を止めることができます。C1に進んでしまうと歯を削らなければならなくなるので、できる限りCOの段階で発見、自覚できるようにしましょう。
▼定期検診で虫歯を早期発見
3~6ヶ月に1回くらいの頻度で定期検診を受けていれば、虫歯をCOの段階で発見するのも難しくはありません。仮にC1やC2で発見したとしても、まだまだ治療もしやすいので、できる限り定期検診を受けるようにしてください。
▼まとめ
このように、「CO、C1、C2、C3、C4」は虫歯の進行度を表す記号です。歯科医師はついつい専門用語を使ってしまいがちですが、わからない言葉が出てきたら、お気軽にご質問ください。