生涯医療費
桜新町駅徒歩1分の『アロマデンタルオフィス』です
■残っている歯の本数と生涯医療費の関係について
私たちの歯は乳歯と永久歯の2つに大きく分けられ、一生使い続けるのは後者です。親知らずを除くと永久歯は全部で28本生えてくるのですが、虫歯や歯周病を重症化させることで1本、また1本と失っていきます。その結果、残っている歯の本数は徐々に減っていきます。さらに、生涯医療費もかさんでいくのです。
▼歯1本を失うまでかかる医療費
軽度の虫歯であれば、保険診療で数千円程度の費用に抑えることができます。そうした虫歯治療を繰り返すと、数千円から数万円、歯そのものを失ってインプラントを埋め込むとなると、1本あたり数十万円の治療費が発生します。つまり、1本の歯を失うこと自体でも生涯医療費はかさむことになります。
▼残存歯数が減ることによる悪影響
残った歯の本数が減ると、見た目が悪くなるだけではなく、口腔機能全体に大きな悪影響を及ぼします。全体のかみ合わせが乱れることで、一部の歯に過剰な負担がかかり、さらなるトラブルを引き起こします。顎関節症や肩こり、頭痛など、全身症状を引き起こすこともあり、生涯医療費はどんどん加算していくこととなるのです。効率良く噛めなくなることで、栄養の摂取に支障が出て、体調の維持にも問題が生じ得ることも知っておいてください。
▼まとめ
このように、残っている歯の本数が少なくなるほど、生涯医療費は高くなる傾向にあります。それだけに、歯を失う原因第一位の歯周病、第二位の虫歯はできる限り予防するのが望ましいといえます。