第二象牙質|桜新町の歯医者|アロマデンタルオフィス

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第二象牙質

こんにちは♪
桜新町駅徒歩1分の『アロマデンタルオフィス』です🍂


さて、今日は歯科用語で第二象牙質
と呼ばれる言葉についてお話したいと思います。

虫歯治療を経験された方で、治療を終えたにもかかわらず、
しみたり、痛みが出るといった経験をされたことはありませんか?

鈴木歯科医院に来院される患者さんの中にも、
治療が終わったのに何故症状が出るのか?
と不安を抱え質問される患者さんがいらっしゃいます。

これは、第二象牙質が完全に出来上がっていないために
起こる症状なのです。

虫歯ができてしまった歯というのは、
進行が進む前に取り除いてあげなくてはなりません。
できるだけ神経を残して治療を行いますが、
神経の近くまで虫歯になってしまうと、
その分削る範囲が大きくなり詰める材料が神経に近くなってしまいます。

なので治療直後というのは、虫歯を完全に取り切っていても
詰め物と神経の距離が一時的に近くなることでしみる、
痛むなどの症状が出ることがあります。

基本的に虫歯治療をする歯には麻酔をするので、
治療中に痛みを感じることはありません。
しかし、虫歯=歯を削ると自然と神経に近くなるので
削った時の振動や熱など外からの刺激によって神経が過敏になり、
炎症を起こす為、ちょっとした衝撃が加わることにより
痛みに敏感になると言われています。

ですが治療後、歯の状態や人によっても個人差はありますが
だいたい1〜2週間程度で、削ったところの神経を保護するために
自然と第二象牙質と呼ばれる壁が次第に作られます。
壁が出来ることによってしみたり、
痛みが出るような症状はおさまっていきます。
(しみなくなるまでに長い方だと数ヵ月〜1年)

特に虫歯治療後に銀歯の詰め物をいれると、
金属の熱が通りやすく、暑い、冷たい物の刺激が
神経に伝わりやすいと言った特徴があります。

金属の詰め物を入れたばかりの頃は、
極端に熱の通しやすい物や冷たい物のお食事は避けていただき、
できるだけお口の中の温度に近い物で
お食事をとられると良いかと思います。

これらは、怪我をした時と一緒で
傷口が露出したままだと瘡蓋ができて、
傷口が治るまでは空気に触れるので痛みが出ますよね。
虫歯治療も一緒です。

最初は症状が出ることもありますが、
第二象牙質が出来るまで待ちましょう。


何かわからないことがありましたら、いつでもご相談下さい。

スタッフ一同皆様のご来院を心よりお待ちしております。