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パーフォレーション(穿孔)している歯の治療

こんにちは♪
桜新町駅徒歩1分の『アロマデンタルオフィス』です🌸

パーフォレーションとは、歯の本来空いていないところに穴が空いている状態のことを意味します。

神経の治療をした歯に起こる痛みや腫れの原因のひとつに、パーフォレーション(偶発的穿孔)というものがあります。

聞きなれない言葉だと思いますがパーフォレーションとは、根管(歯根の中の神経の入っている管)とは別の部位に、意図しない状態で穴が開いてしまった状態のことです。

この穴から細菌が感染して、炎症を引き起こし根尖病変を作り、痛みや腫れを引き起こすことがあります。

パーフォレーションの原因には、
①歯科治療中の偶発的穿孔(歯を削る過程で、穴をあけてしまった。残っている歯質が薄い時に起こるパターンが多いです)
②重度のむし歯
➂歯根の内部吸収

などが挙げられます。

パーフォレーションの治療法としてパーフォレーション・リペアがあります。
これはマイクロスコープなどの拡大視野下で、水酸化カルシウム製剤やMTAを使用して、穿孔部を封鎖し治癒を促す方法です。

パーフォレーション・リペアで治らない場合は、外科的に治療することもあります。

ひと昔前はパーフォレーションのある歯は抜歯、というイメージがありましたが、近年ではかなりの確率で治ります。他院で抜歯といわれた歯でも、一度ご相談ください。​